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元記事発行日: 2024年08月20日、 最終更新日: 2024年09月12日

#4 ある国とDrupa2024

こんにちは、goofマーケティング編集部のMr.Kです😎
先日紙コップの記事を書きましたが、翌日、出先で見かけた紙コップが2層タイプのものでした🤔

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                                                 2層タイプ紙コップ



2層タイプは中身が熱い飲み物でも持ち手に温度が伝わりづらくできています^^
ただ熱が伝わりづらいからといって、油断して口に運ぶと危険です⚠️

もちろん、この時わたしはとっても油断して口に運びましたので見事に舌をやけどしてしまいました( ^ω^ )👅笑



紙コップに限った話ではないですが、様々な方が工夫してプロダクトを作成していても、結局はコンシューマー側がどのように使用するかによって用途は様々ですよね。
規制や制限がある中でクリエイティブしても、”口に運ぶまでの温度”は気にしていませんよね🤔

このようなカスタマーエクスペリエンスはとても大事ですよね^^

さてさて、余談はここまで、
本日は印刷業界最大のビックイベント「Drupa」について少し触れていきながらいつものように脱線していきましょう!!笑





Drupa、、、とは?



釈迦に説法ですが、Drupaは、印刷およびクロスメディアソリューションの世界最大の展示会であり、ドイツのデュッセルドルフで4年ごとに開催されます!!


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まさに印刷業界のオリンピックですね💪

Drupa2016は大成功を収め、業界における最新技術とイノベーションを紹介する重要なプラットフォームとなりました😤

みなさんもご存知のDrupaですが、前回はコロナ禍中で開催されませんでしたね🥹

そして今回、満を持しての”Drupa2024"開催!!!!

2024年のDrupaも同様に大きな期待を集めています。

私は残念ながら現地に行けず、、、
お土産話やSNSで情報のキャッチアップをする予定です!🔥(飲みたかったな、ドイツビール🍻)



Drupa2016の振り返りとDrupa2024


Drupa2016では、約260,000人の来場者を集め、1,828社の出展者が参加しました。出展者は54か国以上から集まり、特にドイツ、中国、イタリア、アメリカが主要な出展国として際立っていたそうですよ〜

そして今回、なんと約8年ぶりに開催されるDRUPAですが、2016年以来劇的に変化した市場において、費用対効果が得られるかどうか不安を抱えている出展者も少なくはないでしょう🥹

え、8年ですよ?😂

なぜならコロナ禍中において、まさかの2020年のDrupaは開催中止!!

私はこの時行く予定でした、、、。(ドイツビー○、、、泣

それからというもの、フィジカルなリアル展示会は必要か?不要か?の議論も繰り広げられ、ヴァーチャルショールームを提供するメーカーもしばしば。

展示会ってやっぱり、

手にとってサンプルを見て、人と対話し、自身で体験することが魅力的ですよね✨

出展者側としても、こういう場でリアルに顧客へ魅力を伝えられることはとても重要だと思います。


さて、今回は、1,625を超える出展社によるデジタルプロダクションからパッケージング、大判グラフィック印刷機まで、幅広いアプリケーションの展示が行われます!!


いいですね〜
見どころ満載!!な部分は、後々にブログの記事にしますね💡



ある国の勢い


あー行きたかったなーDrupa2024🍻と、
いつまでも嘆いている場合ではないです。


あ、私のことです。笑

Drupaに出展する主要な企業は、56%以上が欧州に本社を置く企業です。

これは過去のDrupaのレポートを見ても、数字は違えど大部分が欧州の企業が占めています🤔

しかし、今回とある国が、最も多くの出展者を占め、圧倒的な存在感を示しています。

そのとある企業とは、中国です!

まぁそれには色々と理由や事情が重なっているわけですが、それでも私には少なからずインパクトがありました。おそらく、Drupaの欧州理事会は、自分たちを世界の印刷業界の欧州のリーダーだと考えていることでしょう。


約8年ぶりの開催、コロナ終息後の影響か否かわかりませんが、なかなか面白い構図だなーと思いました👨‍🎓



オフセット印刷機の設置禁止


そんなにインパクトある?

そう思われる方ばかりだけではないはずです🤔

もちろん、2行上の見出しの方が多少インパクトがあることでしょう笑


この見出しと中国が実は密接に関係していまして、

中国には”環境特区(環境保護区域や環境保護区)”と呼ばれる地域があり、特定の産業や活動が制限されることがあります🔥

これは政府が指定した地域となるのですが、自治体によってルールなどが違います。(自然保護区、生態保護区、都市環境保護区など)

まるでゴミの分別みたいですね!!!


いやいや、、、

まさにその通りなんですよ🗑️


実はこの規制の中に、環境影響評価という項目が存在します。
これを印刷市場で考えると、オフセット印刷機の設置が環境にどのような影響を与えるかを評価するための手続きが必要です。これには、排出される化学物質や廃水の処理方法などが含まれます💧


見出しのように、絶対にオフセット印刷機を設置してはいけないわけではありません!!
デジタル印刷機においても、溶剤などを扱う機械に関してはこの評価を行う必要があり、場合によっては設置ができないというケースもあります。

うぅ、、、日本もこうなったりするんでしょうか🥶



日本との対比



私は2018年に、当時取扱いしていた自社製品のデジタル印刷機の設置とトレーニングが目的で、中国の顧客に訪問し、この話を聞きました✨


そしてなんとその顧客の設置場所が”環境特区”だったわけです!


ちなみに当時取り扱っていた機械は”環境特区”に設置OKの機械だから購入されたそうです^^

私は中国語を喋れるわけじゃないので、日本人の駐在員の方が優しく教えてくれたのを今でも覚えています🥹


駐在員の方いわく、中国にはもともとこのような規制があったわけではなくて、政府の方針で急にこのような規制ができるそうです^^;

それも頻繁に、よくあることだそうです。


お国柄、というか、

これがだめならこうしよう、ルールが悪いならルールを変えよう、それも来週から!!

そんな勢いがあるそうです。

駐在員の方はそれにものすごく文句を言っていましたけどね😂


Drupaにおけて、中国の勢いはこのような部分が関係しているのかなーなんて思っています。

それと比べ、日本の出展者数はそこまで占めていないですよね🤔
日本産の印刷機はたくさんあるのに!!


日本の印刷機メーカーさん、競合同士で小競り合いしている場合じゃないですよ!!!

そんな私は中国のHPRT社のテキスタイルプリンターが最近気になりますけどね笑



さいごに



私は2024年のDrupaの出展者概要やデータを見て、一番最初に感じたインパクトが本記事の内容でした。中国出張の懐かしい思い出も蘇りました、、、😭


約8年ぶりなので、各メーカーそれぞれ魅力あるソリューションを展開していると思いますが、技術革新は顧客が本当に求めていることなのでしょうか?

果たしてその顧客はターゲットとして合っているのでしょうか?


一つのビジネスとしてもそうですが、私たちは印刷というツールを介してより良い世界にしていく必要がありますよね🤔

視点をどこに置くか、、、まぁこの話はまたどこかで、、、😎


さて、本記事が公開される頃には、Drupa2024は無事に成功を終え、様々なイノベーションがこれから起きていくことでしょう!!

それでは次回!!