「適地」「適時」「適量」「適切」を極める
プリンティングエコシステム

デジタルプリンティングプラットフォーム
GEMiNX(ジェミナス)

GEMiNX(ジェミナス)は、次世代のデジタルプリンティングプラットフォームで、その役割はいわゆる管制塔。「印刷発注者」と「印刷工場」の間に入って印刷物制作の橋渡しをします。印刷のオーダーごとに、原稿を自動的に最適な印刷ファイルへと変換し、設定されたルールに従って、何を・いつ・どこで印刷するべきかを見極め、適切な発注管理を行います。

GEMiNX(ジェミナス)は、入稿データをベースに、印刷に必要なプリプレス作業を自動で行い、「印刷用データ」を最適化します。そして、印刷量、納期、印刷品質、使用する用紙などの各種要件や印刷物の配送先エリアから、どの印刷機があるどの工場で生産するのが最適かを自動的に振り分け、提携先の印刷パートナーに発注を行います。これによりGEMiNX(ジェミナス)は、印刷物の品質を担保すると同時に、これまでにはなかった印刷物の適地生産という概念を実現しました。印刷する場所を各種条件で適切に分散することで、印刷機の効率稼働を推進し、最もサステナブルな印刷プラットフォームを実現します。(2019年に特許を取得)

Print of Thingsは、印刷の依頼に必要な全ての機能を搭載したクラウド上のプリンティングサービス※ですが、それを実現しているのが、オペレーティングシステムとして動いているGEMiNX(ジェミナス)です。

※印刷の入稿データをご用意いただける場合は、Print of Thingsを介さずに、直接GEMiNX(ジェミナス)にAPI接続することで、印刷物の受注管理、プリプレス、適切な工場での生産、エンドユーザー様への配送までが可能です。


特長 

  • 適地生産で
    脱炭素の実現に貢献

    必要な場所で、必要な量を、必要な時にプリントすることで、従来の大量廃棄から解放されます。印刷物の量と輸送距離を大幅に削減することでCO2排出を最適化し、サステナブルなブランド構築を支援します。

  • プリント利用で発生する
    データを全て保持し、活用

    インターネットを介し、様々なITシステムやデータと連携するので、プリント運用プロセスで発生するあらゆるデータをレコード化します。オムニメディアでの効果測定、サプライチェーンとの連携による関連サービスの効率化など、従来のものづくりでは実現できなかった「データドリブン」で、利用者のビジネスに貢献します。

  • 継続的なバージョンアップで
    市場の変化にスピーディに対応

    ダイレクトメールなどのコミュニケーション、プリントグッズの物販、サステナビリティ対応、ブランドの信頼維持など、市場に必要とされる機能を「サービス」で提供します。継続的なバージョンアップや連携用APIの強化など、市場の変化にスピーディに対応します。

  • プリントオートメーションでいつでも、
    どこでも、誰でも印刷が可能

    プリント運用に必要な全てがクラウド上で自動化されているので、ルール(SLA)を設定するだけで印刷・発送が可能。場所の制限、タイミング、スピード、コストなど、従来の印刷のボトルネックを解決します。

GEMiNX(ジェミナス)が
生まれた背景

―― GEMiNX(ジェミナス)が生まれた背景は?

これまでの印刷は、とにかく時間がかかることが大きな課題でした。今、このタイミングで集客用のダイレクトメールを送りたいのに、その都度見積を取り、印刷用データを準備し、印刷物が完成するまでには数日~数週間もかかってしまう。マーケティング施策上、ホットなタイミングでお客様にコンタクトできず、販促活動に使用する印刷物は「大量に印刷しておいて、不要な人にも一律にばら撒き、その多くは捨てられる」という環境負荷も無視できないものになっていました。

そんな中、お客様のビジネスをスピードで支援しようと、印刷に「適時」「適量」「適地」「適切」という概念を盛り込んだのがGEMiNX(ジェミナス)です。デジタルマーケティングで成果を上げている「パーソナライゼーション」や「即時性」を取り入れ、その時々に最適で的確なコミュニケーションツールを「適地」で生産してお客様に最短24時間で直接届ける仕組みを実現しました。従来の「時間がかかる」、「大ロット発注」、「一ヵ所集中生産」という印刷の既成概念をテクノロジーで変えようと、新たな可能性を追い求めた結果がGEMiNX(ジェミナス)だといえます。

―― GEMiNX(ジェミナス)の名前の由来は?

GEMiNX(ジェミナス)の語源はGemini(双子座)から来ています。印刷の魅力を広めるためには、印刷発注者であるマーケティング担当者はもちろん、プリントサービサーである事業者にも伝えなければならない。サービスプラットフォームを提供する使命として、「印刷」と「マーケター」、「印刷」と「プリントサービサー」を双子座のようにつなげるという意味を込めました。

―― GEMiNX(ジェミナス)で実現したいことは?

goofは、創業当初からGEMiNX(ジェミナス)の構想を抱いてきました。私たちの願いは、あらゆる人にとって印刷がもっと身近なものになること。それが、私たちの目指す「印刷の民主化」です。たとえ印刷の知識がなくても、伝えたいことをすぐにカタチにできるソリューションを提供したい。そして、適地生産を印刷に組み込むことで、地方の印刷産業の活性化やビジネス機会の創出にもつなげたい。印刷物を使う人たちと生産する人たちをつなぐことで、皆さんのビジネスをサポートできれば、こんなに嬉しいことはありません。

用語説明

  • SKU

    SKU(Stock Keeping Unit)は在庫管理を行う場合の最小管理単位を指します。商品をカテゴリーやアイテムなどの大きな分類ではなく、これ以上は分類できないという単位まで細かく分類した状態を表します。

  • SLA

    Service Level Agreementの略。サービス提供者が顧客との間で合意する契約。印刷の種類や品質、数量、納期など。

  • API

    Application Programming Interfaceの略。ソフトウェアやプログラム間をつなぐインターフェースのこと。ソフトウェアの一部を外部に公開することで、利用者の社内システムとGEMiNXを接続・連携させ、機能を使えるようにしている。

  • データドリブン

    データドリブン(英語:Data Driven)とは、ビジネスにおいて収集できるさまざまなデータ(売上、マーケティング、WEB解析など)をもとに意思決定をする手法。

  • オムニメディア

    デジタル施策とアナログ施策の長所を融合させた、顧客にとって最適なメディア。

  • パーソナライゼーション

    顧客ごとの属性・行動履歴といったデータを基にニーズを把握し適切な情報や商品・サービスなどを提供すること。

  • デザインソフトウェア

    Adobe Illustrator、Photoshop、InDesignなどに代表されるグラフィック・DTPソフトウェアで、イラスト描画、写真や画像の調整、ページレイアウトやデザイン作成に特化したプロフェッショナル向けソフト。

  • カラープロファイル

    異なるデバイス間(カメラ、ディスプレイ、印刷機など)で色の一貫性を保つためのファイル。カラーマネジメント(色の管理)を行うに当って重要な役割を果たす。

  • 入稿データ

    印刷物を作成するためのデザインのデータ。印刷物のレイアウト、テキスト、画像、色などが含まれる。

  • プリプレス

    印刷機にかける前の準備工程を指す。印刷の品質や正確性を担保する役割を持ち、カラーマネジメント、画像処理、印刷ファイルの作成、組版(文字やデザインを配置)などが含まれる。

  • 印刷用データ

    実際に印刷機で印刷するために準備されたデータ。入稿データが主にデザインや見た目を指すのに対し、印刷用データは印刷機で処理できる形式に変換された最終ファイル。