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元記事発行日: 2024年04月01日、 最終更新日: 2024年04月16日

#3-③ 実は日本は気候変動による被害大国だった!? ~経済編~

こんにちは!

最近は、湿気で蒸し暑かったり、雨が降ったりやんだりで、気分がどんよりとしがちですね(^^;)💦


私は、ディズニーの音楽を聴いて気分をぶち上げてます♪
ハハーーーン✨みたいな感じで(笑)

さて、今回は地球温暖化が経済面に関しても大きな被害を及ぼしているという事に関してお伝えしていこうと思います!!!

よろしくお願いします(*^-^*)

目次

 


経済への影響


2019年に起こった台風19号。皆さん覚えていますか?????


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                     吉田川地区

この台風19号は過去最強クラスと呼ばれるほど、大型の強い勢力を持ったまま日本に上陸しました。
そして多くの河川氾濫・住家被害をもたらし、
総降水量では、この間発生した台風2号の500㎜より2倍の量の1000㎜を記録しました。


ここで、突然ですが問題です!!!

この甚大な被害を及ぼした台風19号は、私たちの生活に大きな被害を及ぼしただけでなく、経済にも大きな被害をもたらしました。その被害額はいくらでしょうか??????

500万? 1000万? 1億? 10億とか!?



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正解は
      1兆6000億円

です!!!!!


なんとこの額は世界最大の被害額を記録しました、、、(゚Д゚;)
(国際援助団体クリスチャン・エイドより)


こんな事で世界一記録したってなにも嬉しくない!!!泣


さらに、台風19号だけではなく、同じ年の台風15号も世界第2位の被害額を記録しています、、、


もちろん日本だけでなく、世界のあらゆる各地で地球温暖化の被害は出ています。
1970年から2019年の過去50年間で、異常気象の件数は5倍・被害額は7倍の約330兆円にも及びました。

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            出典:世界気象機関(WMO)2021年報告書
             (500=5000億ドル、1000=1兆ドル)


しかし、この中でもひと際大きく被害損失額を出しているのが 日本 なのです!!!

2019年度は世界全体の被害額の3割、2018年度も世界被害額の2割を占めました。
その結果、自然災害による損失額世界第3位に及んでいる(日本気象協会)のです(;゚Д゚)💦


世界と比べて、日本はまだそんなに被害を受けていないから大丈夫✨
なんていうのは、幻想だったのです!

本当はその真逆!!!

地球温暖化による自然災害の被害大国
なんです!!!!!


こういう事を書いている私も
正直、ここまで被害を受けているとは思っていませんでした、、、
何なら、日本はまだ大丈夫!!の認識を持っている側の人間でした(笑)


数字で見てみると、地球温暖化がどれだけ私たちに影響を及ぼしているか身に染みて実感します(゜_゜)

もちろん、被害が大きいという理由には、地球温暖化だけではなく、日本の地形等も関係していると思います。

しかし、地形などの条件は変える事ができません。

つまり、元々、地形・位置・気候帯等からみて、自然災害を受けやすい日本は、地球温暖化が進めば、より、自然災害の被害を受けるという事です!

だから、地球温暖化の対策ができるうちにするという事が大切なんです!!


損害・保険会社の危機!?


こうした自然災害の増加・被害額の増加による影響を大きく受けてしまう企業があります。

それが、損害・保険会社です。

実際に、地球温暖化による台風・洪水・森林火災といった気候関連の災害増加は保険会社による保険支払い額増加につながっています!!!

過去最高額では、2018年の台風21号による1兆678億円(日本損害保険協会)を記録しました😱


また、自然災害だけでなく地球温暖化の影響により、

・永久凍土が解ける事による未知のウイルスによる感染症の拡大
・熱帯地域でみられる感染症の拡大

の可能性などが考えられます。


実際に、永久凍土の融解により、3万年前のウイルスである「モリウイルス」が検出されました。そのウイルスは12時間で1000倍にも増殖する、驚異的な繁殖能力を持っています!

さらに、以下のような感染症リスクも挙げられています。


(中略)モルガンスタンレーのレポートによれば、気温上昇によって、蚊が媒介する感染症のリスクにさらされる人口は2050年までにIPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)の定める最悪のシナリオで7億人越えに達すると言われている。(最善のシナリオでも4億人弱と予想される)

                                         第12回 気候変動及びSDGsの保険会社への影響 保険業界が直面するリスクと対応策 
                                                         2.保険引き受け業務への影響 水上武彦 PWC

 

このような事態を受けて、生命保険会社はこのような疫病による影響を懸念しています!!!

そして、これの何が問題かというと、これらのリスクにより、

保険者としての支払額増加=保険料の増額・補償範囲の限定

につながる可能性が大いにあるという事です!!!

ある保険会社の社長は、
「このままいけば、保険に入ることができない企業が出てくる」と発言をしています。


つまり、
異常気象が多発している現状において、保険に入る事が難しくなってしまうと、被災した場合、企業自身が巨額の損失額を負う事になってしまうのです!!!

もしかしたら、これは企業だけではなく、一個人にも起こりうる危機かもしれません😱


まとめ


今回の記事を読んでみて、いかがだったでしょうか???


被害を数字としてみる事で、より一層、日本がどれほど地球温暖化により影響を受けてきていたのかが理解しやすくなったと思います!

もちろん、地球温暖化はこれらの被害の要因の1つです。

ただ、その割合を大きく占め始めている事、そしてさらなる被害をもたらす可能性があるという事が今回のテーマの重要なポイントです!!!

これを読んで、世界のどこかの国が危険なのではなく、今私たちが住んでいる日本も危険にさらされている、

つまり、

他人事ではなく自分事なのだ

と感じて頂けたら嬉しいです!!!


また、今受けている被害だけでなく、今後のリスクがさらに拡大しているという事を知っていただくことで、企業がサステナに取り組む意義をより理解して頂けたのではないかなと思います!!!


お知らせ

いよいよ、本日(6月23日)から、弊社のCEO岡本幸憲の“モウソウノート”がスタートします!!!

「モウソウノート」の方では、名前の通り、岡本社長の今後の野望・夢・印刷に対する熱い思いを語って頂きます🔥

私は、岡本社長のブログを校閲しながら、

「はああああああ、そういう事なのか、なるほど、おもしろいな
なんかわくわくする!グーフに入ってよかった!!」


と感じました。(社長だからといって、贔屓してはいません!!!(笑))


ぜひ一度読んでみてください😆♪