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元記事発行日: 2025年08月11日、 最終更新日: 2025年08月11日

デジタル時代に問い直す紙の価値

みなさんこんにちは!
goofマーケティング編集部のMr.Kです😎

先日六本木にふらっと立ち寄った際にGOOD DESIGNの展示会が開催されていたのでちょこっと覗いてきました( ̄+ー ̄)

建造物から家電や化粧品、さまざまな賞を受賞された展示物がありとてもにぎやかでした💡

こちらもそのうちの一つです

個人的に目を引いたのが、少子高齢化の社会の中で、高齢者向けのビジネス展開をされている作品でした。


新聞って読みますか?

みなさん突然ですが、新聞を手にとって読むことはあるでしょうか。


私はまったく見ません💦

今やLINEニュースやYahooニュースのホットトピックをザッと読んだり、日経新聞のアプリで済ませてしまうことがほとんどです。

若い世代からすると、「新聞なんてもう古い」なんて思っている方が大半な世の中ですが、確かに、スマホやパソコンから瞬時に情報が手に入るこの時代、新聞の存在意義とは?なんて思います。

しかし、新聞はただの情報源ではなく、その歴史と役割を振り返ると、私たちが失いたくない「本質」があるような気がしました🔥


情報時代を生き抜く紙媒体の価値

そもそも、新聞の歴史を振り返ってみましょう✨

世界初の新聞 – その誕生と役割

新聞の起源は、17世紀のヨーロッパにさかのぼります。1605年、ヨハン・カロルスがドイツで発行した『Relation』が世界初の定期刊行物とされています。印刷技術の進化とともに、新聞は社会の情報インフラとしての地位を確立しました。

日本の新聞 – 江戸から令和まで

日本で最初の新聞は、江戸時代に始まった「瓦版」でした。明治時代になると、西洋の新聞スタイルが導入され、『東京日日新聞』や『読売新聞』などが発行されるように。戦後の高度経済成長期には、新聞は家庭の必需品となり、情報社会の発展を支えてきました。

現代のスマホやWebでは情報過多ですよね!!
信頼できる必要な情報を選別するのが難しい時代だと思います。

デジタルが悪いわけではなく、本来の「紙の価値」を高めてあげることがこの印刷業界の役目ではないのかな〜なんて思ったりします☺️


読み終えても役目は終わらない


新聞って、読み終わってもさまざまな使い道がありますよね?

  • 野菜の保存 新聞で白菜や大根、イモ類などを包んで冷蔵庫や涼しい場所で保存すると長持ちします。

  • 荷物の緩衝材として 新聞を荷物の緩衝材として利用できます。

  • 濡れた靴の乾燥 新聞で濡れた靴を乾かすことができます。

  • 除湿剤として 新聞は除湿剤として利用できます。

  • 靴の湿気と臭い取り 新聞は靴の湿気と臭い取りに利用できます。

  • あとは焼き芋🍠笑

おばあちゃん家に行くと、今でもいろんなところに新聞があって、再利用し便利に使っているのをよくみます(笑)

これって昔の人はちゃーーんと工夫して、知らないうちにエコシステムを築き上げているんですよね!!!

印刷物も、素晴らしい品質に仕立て上げるのにどんどん損紙が増えて、「でもうちはリサイクルしてます〜」なんてことも大事ですが、もっと別の視点で作る責任や使う責任を果たすべきだなって思います🔥

物や情報が増えて、豊かな時代ですが、
人の心が豊かになるような「紙の価値」という本質を忘れちゃいけないなと実感しました✨


遠くない未来、さまざまな社会問題に直面した時

高齢化社会、人材不足、資材不足、、、向き合わなければいけない問題はすぐそこまできています!!

というか、今です(笑)

人口は減少し、高齢者が増える世の中で、先ほど取り上げた「おばあちゃん新聞」のように、高齢者にスポットを当てた印刷ビジネス(情報媒体)という取り組みは素晴らしいと感じました🔥

デジタルだなんだということも必要ですが、皆様が思う「紙の価値」とはなんでしょうか?

私は少なくとも、新聞のような、どこか懐かしさもありながら、使い方や工夫次第で「ちょっと心がほっこり」するような「価値」を見出したいなと感じます✨

それではまた次回〜
Love&Passion